給水管更生技術「アクア シャトルライニングII工法(ASLⅡ工法)」
技術概要
駈存の建物内に配管されている給水管の赤水対策と・配管の延命を図るため配管を取り外すことなく、管内面に防錆塗膜を形成する技術で・事前調査・診断から施工・検査及び・品質保証に至る一貫した工事システムで、即目復1日、貞1日給水が可能な工法であ引旦し・この技術は既に平成12年12月19日第0007号として・審査証明されたものであるが・異径管に対応することとライニング樹脂に、ASLライナーⅡF(PIPSライナーⅡF)および・ASLライナーⅡHを追加するために一部変更の手続きをするものである。
本工法の特色は、次の通りである。
① 事前調査・診断を実施することにより、本工法の適用の可否を判定する。
② 施エは、技術者としての教育を受けた者が適正な施工管理と責任体制のもとに行う。
③ 給水管内面に発生した錆等は、高速断続空気流で搬送される研磨材により、往牢で研磨し除去する。
④ 上水用無溶剤型エポキシ樹脂を、多連球型(例えば5連球型)あるいは、異径管対応型(例えばカプセノレ型)のゴム製ボール(以下「ライニングピグ」という)を用いて、水栓口から水栓口に至る1配管系統を、3.施工仕様書P3-11に記載するライニング手順によるライニングを行い、管内面に塗り残しやピンホールのない連続で、しかも管閉塞の ない平滑性と耐久性のあるライニシグ塗膜(以下「塗膜」という)を形成する。
⑤ 硬化促進を図るために、ライニング後、約1.O時間を経てから60~65℃の温水を1.5時間、配管内に流水して塗膜を硬化させる。
本工法の特色は、次の通りである。
① 事前調査・診断を実施することにより、本工法の適用の可否を判定する。
② 施エは、技術者としての教育を受けた者が適正な施工管理と責任体制のもとに行う。
③ 給水管内面に発生した錆等は、高速断続空気流で搬送される研磨材により、往牢で研磨し除去する。
④ 上水用無溶剤型エポキシ樹脂を、多連球型(例えば5連球型)あるいは、異径管対応型(例えばカプセノレ型)のゴム製ボール(以下「ライニングピグ」という)を用いて、水栓口から水栓口に至る1配管系統を、3.施工仕様書P3-11に記載するライニング手順によるライニングを行い、管内面に塗り残しやピンホールのない連続で、しかも管閉塞の ない平滑性と耐久性のあるライニシグ塗膜(以下「塗膜」という)を形成する。
⑤ 硬化促進を図るために、ライニング後、約1.O時間を経てから60~65℃の温水を1.5時間、配管内に流水して塗膜を硬化させる。
諸元性能
1.施工性 | |
1) 施工対象部位 | 建物内に配管された給水管 |
2) 施工対象配管経路 | 標準施工(配管経路の管径が同一径の場合) 標準施工以外(配管経路の管径にサイズ遠いが混在する場合 |
3) 対象管種 | (1)管種:水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管(SGP-V) (2)継手:ねじ込み式可鍛鋳鉄製管継手(亜鉛めっき、樹脂コーティング) |
4) 適用管径と施工延長 | (1)管径15A~150A (2)延長15m~150m 注:管径と延長は対応している |
5) 適用除外範囲 | 本工法の適用除外範囲は次の通りである。 (1) 可動部分を有する機器・弁および可とう継手。 (2) 地中・水中に敷設されている配管及び、外面が著しく腐食している配管。 (3) 施工する場所の雰囲気温度が5℃未満の場合。 (4) 水道法に規定する給水装置であって、本工法が水道事業者の許可を受けられない場合。 (5) その他、診断技術者又は、統括工事責任者が本工法の適用が困難と認めた配管。 |
6) 施工実施地域 | 日本全国 但し、離島等は除く。(沖縄県は、本島のみ施工可とする。) |
2.材料 | |
1) 研磨材 | (1)15A~25A :スチールグリッド (2)32A~150A :珪砂 |
2) ライニング樹脂 | 上水用無溶剤型エポキシ樹脂で、日本水道協会規格JWWAK135「水道用液状エポキシ樹脂塗料塗装方法」に適合したもの。 (1) 種類 ①ASLライナーⅡ ②ASLライナーⅡF(PIPSライナーⅡF) ③ASLライナーⅡH |
3.塗膜 | |
1) 塗膜厚 | 標準施工の場合、硬化後の塗膜厚は、継手部内で0.5mm以上 直管(SGP-V)においては、O.3mm以上とする。標準施工以外の場合、標準施工より薄くなる場合がある。 |
2) | 塗り残し、ピンホール、管閉塞:なし |
3) 平滑性 | あり |
4) 硬 度 | 鉛筆硬度H以上 |
5) 耐久性 | 5年以上 |